江戸川サイクリングロードを走っていたら、野田市近くで昼飯でも食べようかなというタイミングになったので検索してみたところ、「ゆでたて家」という名前のうどん屋さんを見つけたので野田橋を渡って食べに行くことにした。

自宅の近くから江戸川サイクリングロードを北上して、とりあえず「みさとの風ひろば」で休憩。まぁ、特に目立った施設があるわけではないけれど、意外とこのくらいの距離のところにトイレがあるのはありがたいなーなんてことを考えつつ、さらに北上した。

みさとの風ひろば

みさとの風ひろば

途中、堤防の上の舗装を直しているのか、ほぼ通行止め状態になっている区間があってなかなか切ないものがあった(道幅の90%近くが通行規制になっていて、ロードバイクがようやくすれ違えるくらいの幅しかなかった)ものの野田橋の近くまで到達した。野田橋は一見すると交通量が多く渡りづらいような気がしたけれど、(橋の端の方はちょっと狭いけれど)橋の上ではロードバイクが余裕をもって走れるくらいの道幅が確保されていたので、すんなり野田市側に渡ることができた。野田橋からすぐのところに「ゆでたて家」のお店はあった。特にサイクルラックが置かれているわけでもなく、先にお店に到着していたローディの方にならって、店舗に立てかける形でロードバイクを止めて鍵をかけておいた。…特にゆでたて家の方に注意されることもなかったけど、あの止め方で良かったかどうかは確認できていない。

 ゆでたて家の外観

ゆでたて家の外観

店内は2人がけのテーブルと4人がけテーブルがあって、多くのお客さんはクルマで訪れているようだった(そりゃそうだ)ヘルメット片手にお店にお邪魔したが、特別扱いされることもなく、普通にテーブルに案内してもらった。年季が入ったテーブルだったけど、常連さんというか、多くのお客さんを迎えてきたってことだろう。

 ゆでたて家の店内の様子

ゆでたて家の店内の様子

 ゆでたて家の店内の様子

ゆでたて家の店内の様子

メニューは裏表になっているものの、基本はつけうどん。いわゆる武蔵野うどんって感じだろうか。つけ汁にどんな具材を入れてもらうかで値段が変わるのと、後はうどんの量で値段が変わる感じだろうか。デカ盛にも対応してくれそうだったけど、江戸川サイクリングロードをもうちょっと北上したかったし、帰りのこともあるので泣く泣く普通の大盛りで我慢することにした。味噌煮込みうどんには興味を惹かれたけど…ま、今度にしようかな、と。

 ゆでたて家のメニュー

ゆでたて家のメニュー

 ゆでたて家のメニュー

ゆでたて家のメニュー

厨房を眺めていると駐車場に近い部屋でうどんを伸ばして切っているのが見えた。そして、その手前ではうどんを茹でて盛り付けていた。お客さんが次々と訪れているからなのか、注文を受けてから茹でることをポリシーにしているのか判断できなかったけれど、とりあえず、ゆでたてのうどんを食べられるようだった。ほどなくして、オーダーしていた鴨汁うどんの大盛りが到着した。あつ盛りでお願いしたこともあって、太めのうどんからは湯気が上がっていた。うどんの麺は手切りしているせいか、不揃いな太さになっていて食感がおもしろい。そして、讃岐うどんのようにのどごしが…といった感じのうどんではなく、ワシワシとつけ汁に付けてすすり上げる感じのうどん。濃いめの味付けのつけ汁もダシが効いていて美味しい。今回は鴨汁にしてみたけれど、豚肉の方がこの麺には合うかもなぁという印象。

鴨汁うどんの大盛

鴨汁うどんの大盛

手切りしたうどん

手切りしたうどん

鴨汁うどんのつけ汁

鴨汁うどんのつけ汁

興味深いなーと思ったのは、蕎麦屋さんにおけるそば湯のように、うどんのゆで汁が添えられていたこと。まぁ、つけうどんのつけ汁は濃い目の味付けになっているので、そのまま飲むのはちょっと味が濃いのは確かだけれどうどんのゆで汁で薄めるのは珍しい気がするけど…武蔵野うどんだと当たり前なのだろうか。

…うどん湯?

…うどん湯?

というわけで、たっぷりのうどんを食べてすっかりお腹いっぱいになってゆでたて家を後にして江戸川サイクリングロードに戻った。江戸川サイクリングロードを走っている途中のランチとしてはなかなかいいような気がしたので、またお邪魔することになるような気がしている。