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NTT東西の光ファイバー接続料値下げと”光の道”

Internet Watchの記事「NTT東西が光ファイバー接続料の認可申請、3年間で段階的に約30%値下げ」より

 NTT東日本およびNTT西日本は21日、光ファイバーを他事業者に貸し出す際の接続料を、今後3年間で段階的に引き下げる認可申請を総務大臣に申請した。

この接続料についてNTTはこんなことを言っている。

NTT東西では、接続料低廉化の見通しを示すことで接続事業者が参入しやすい環境を整え、需要増やコスト減を反映して段階的に低廉化する接続料とした

これ、言っている意味はわかるんだけど、今、接続料を下げる理由にはなってない気がするんだよなぁ。NTTが光ファイバー網を構築し始めた頃から、上のような状況はあんまり変わらないんじゃないかと思う。このタイミングで接続料の値下げを打ち出した背景には、この値下げにつながるような”トリガー”があるはずで、それはきっと、”光の道”であるのは、明らかだろうな、と思う。

“光の道”構想が出てきているにも関わらず、現行の接続料を維持すると、NTTの組織論にまで踏み込んだ改革案が出てきかねないわけで、とりあえず、接続料を下げることで、孫さんの矛先はNTTに向かなくなるという打算があるような気がする。

孫さんのアプローチは、ADSLの時もやや強引な印象だったが、結局、値下げバッファーを持ちながらも値下げしないNTTに対しては有効なアプローチを採っていると思わざるを得ないし、総務省ラインにはその役割を期待するのはやっぱり難しいのかなぁとも思う。

NTTのAndroidなデジタルフォトフレーム。

NTT東日本がネットワーク対応なデジタルフォトフレームをリリースしたらしい。
Android採用のデジタルフォトフレーム「光iフレーム」は、第三のネット接続端末となれるか:
http://jp.techcrunch.com/archives/jp-20091113-digital-photo-frame-powered-by-android-is-third-network-device/

まぁ、記事にも書いてあるけれど、私も「L-mode」の悲劇(汗)を思い出した。まぁ、固定電話でi-modeを使えるような…そんなシロモノで、ユーザーが伸び悩んで、結局、サービス終了と。

まぁ、L-modeと同じ結末になるだろうとまでは断言しないとしても、やっぱり一人一台くらいの勢いでケータイが普及しているなかで、ネット対応のデジタルフォトフレームのフリしたネット端末に期待される役割はさして大きくない気がする。いっそ、フォトフレームに徹して、オンラインストレージにある写真や動画にアクセスできる機能でも付ければおもしろそうなんだけどな。…って調べてみたら、Picasaなどにアクセスできるネット対応フォトフレームってのが既にあったし(汗)

あとは、Androidを搭載したってのもトピックなんだろうけど、、、個人的には、あぁ、そうですかという程度の印象。というのも、NTTって昔から「自社仕様」が大好きというか、電話機をはじめとして、電話が絡むものになんでも「NTT仕様」を貼り付けてきた歴史があるわけなので、NTTにとっては、AndroidでもLinuxでもWindowsでも「NTT仕様」を盛り込むことができれば、なんでもよかったんじゃないかなぁ…と。

ま、一般的には、Androidを採用したと聞くと、iTMSのAndroid版のような、アプリケーション(やコンテンツ)マーケットができて、そこで提供されるアプリケーション(やコンテンツ)が使えるようになるんじゃないかとうっかり期待してしまうが、NTTの偉い人(電話時代を生きてきた人)が「NTT仕様」を貼ってないモノを許容するような気がしないんだけど…と思ってたら、ネタフルにそのへんのことを書いてあった。ネタフルから引用すると、

コンテンツはウィジェットという形で配信されますが、無料だけでなく有料課金も可能です。代金回収はNTTが行います。

電話料金と一緒に請求されることになりますが、現時点では端末の認証方法は未定とのことでした。携帯電話と同様にアナログな手法になる可能性もある、とも。

「光iフレーム(仮称)」ではウィジェットをダウンロードするための、独自のマーケットを持つことになります。

あぁ、やっぱりNTT(笑)

余談だけど、現状の固定電話契約数の右肩下がりっぷりを見ると、固定電話と一緒に代金回収される仕組みがユーザーのメリットにならないかもしれないのが痛いところだろうな。

で、トライアル初期段階で入ってるコンテンツを眺めると、サービス終了で職を失った旧L-mode部隊がこれを始めたんじゃないかって感じでひっくり返りそうになった。ネタフルに書いてた、初期コンテンツを引用すると、

・ニュース(読売新聞)
・天気(ウェザーニューズ)
・乗り換え案内(ジョルダン)
・株価情報(インターストラクチャー)
・レシピ(ABC Cooking Studio)
・グルメ、地域情報(アクアキャスト)
・通販カタログ(凸版印刷)
・チラシ(凸版印刷)
・掲示板(読売新聞)
・カレンダー(アマナイメージズ)

あー。L-modeにあったようなコンテンツじゃないか。つーか、そもそも、ブロードバンドいらなくねぇか。

このコンテンツを抱えて、ターゲットとしている層が

ターゲットとしているのは20縲鰀34歳のいわゆるF1層の女性で、調査によると最も購買意欲が強い人たちということです。そのため、そこをターゲットとした製品になっています。

とのこと。ある意味、すごいような気がする。


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2010年NTT解体