アーカイブ : 2010年 7月 21日

AppleのiPhone4の電波強度に関する実験。

AppleのiPhone4の電波強度問題で、Appleは無償でケースを配布することにしたけれど、実は電波強度の実験結果も発表してたらしい。

ITmediaの「「他社端末も電波強度弱まる」 Appleが“検証動画”公表」によると、

 「スマートフォンのアンテナ性能」というページで、 iPhone 4とiPhone 3GS、カナダResearch In Motion(RIM)の「BlackBerry Bold 9700」、台湾HTCの「Droid Eris」、韓国Samsung Electoronicsの「Omnia II」を比較検証したという結果を掲載。各端末の内蔵アンテナの位置を示し、「電波を減衰させる方法で握った時」に各端末を握ると電波の強度を示すバーの表示が減った様子をそれぞれ動画で公開した。

ということらしい。

まぁ、個人的には、Appleの悪あがき感が否めないなぁという印象。要するに、どの端末でも、電波が減衰する握り方というのがあって、iPhone4だけがよろしくない設計になっているわけではないということを言いたいんだろう。

で、もし、Appleの主張を受け入れるなら、RIMやSamsungもケースを配らなきゃいけなくなるだろう(でも、配ってなさそう)。それに、電波が減衰する持ち方もさほど違いがあるように見えないのもなんとなく微妙な雰囲気だ。

この実験に巻き込まれた、RIMのCEOが語っていることもなんとなく興味深い。

同じくITmediaの「「Appleが自ら招いた失敗に巻き込むな」 RIM CEOが批判」によると、

声明は、共同CEOのマイク・ラザリディス氏とジム・バルシリー氏の連名。両氏は「RIMはアンテナ設計とワイヤレスデータ通信の分野の世界的リーダーであり、AppleがiPhone 4で採用したようなやり方は避けてきた」とコメント。「1つ確かなことがある。BlackBerryを使うために、ケースは不要だということだ」。

どうやら、RIMは、AppleがiPhone4で採用した方式を避けているとのこと。これを普通に読めば、RIMはわかっていてやらなかったことをAppleがやった結果、電波強度問題が起こったような印象を受ける。もし、そうであるなら、Appleにとって、iPhone4が他のスマートフォンと変わらないことを示そうとした内容は、説明として十分なんだろうか、とふと思う。